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勝手気ままな映画レビュー

若干22歳の俊英新人映画監督が描く「僕はイエス様が嫌い」鑑賞。

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今日、水曜日は、某映画館のサービスデイで、お安く映画が観れたりするんですけど、仕事帰りに寄るのにちょうど良い時間に、この「僕はイエス様が嫌い」を上映するということで、“よし、行こう”と思っていたのですが、残業しなくても大丈夫そうな目処がついたところで、ネットでチケットを取ろうとしたら、すでに満席!なんてこった!、みんな考えることは同じ、認識が甘かった!映画業界で、「もう、観た?」って言うのが、合言葉のようになっていると噂の本作、若干22歳の俊英がメガフォンをとったことでも話題、なんとか上映期間終了までに観に行かなくては‼︎ #僕はイエス様が嫌い #奥山大史 #映画 #映画好き #映画紹介 #映画好きな人と繋がりたい

 

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一昨日のリベンジというわけではありませんが、先日、満席のために観ることが叶わなかった、玄人筋の間で話題の映画「僕はイエス様が嫌い」を、仕事帰りに観て来ました。(平日の昼間っから、映画を観れる人が羨ましい!)見始めは、“これはなんだろう”っていう感触もあったのですが、全編を通して、とっても“良かった!”です。この良さを伝える言葉が、つたない自分には難しいのですけれど、素晴らしいとか、感動したとかって言うよりも、“良かった!”って言いたくなる作品です。この小学生の主人公は、子供ながらに、心のあちこちに散らばっている不安や優しさのカケラを集めて、カタチにしようとするのですが、そこは子供ですから、自分の気持ちをうまくカタチづくることができません。そんな未成熟な精神に、優しく寄り添ってあげたくなるような映画です。最近だと「半世界」も良かったけど、この自然体のチャーミングさは、他にはないんじゃないかと思う。若干22歳の学生監督が撮ったとは、信じられないクオリティです。昔だと小津安二郎とか溝口健二、現代だと是枝裕和とか、自然体を大切にする映像作家の流れを組む新鋭映画監督の登場です。でも、この作風からすると、インディペンデントでじっくり勝負して、メジャー映画の世界には、なかなか来ないかもしれませんね。#僕はイエス様が嫌い #奥山 大史#映画 #映画好き #映画紹介 #映画好きな人と繋がりたい