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勝手気ままな映画レビュー

「溺れるナイフ」の山戸結希監督最新作「ホットギミック ガールミーツボーイ」鑑賞報告

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映画「溺れるナイフ」でブレイクした山戸結希監督が手掛けた、相原実貴原作コミックの実写映画化作品「ホットギミック ガールミーツボーイ」公開記念舞台挨拶上映会に行って来ました 。

 

映画「愛がなんだ」の今泉力哉監督が、自作と比較するように、山戸監督の個性が詰まった本作を勧めていたので、少々身構えて観に行きました。

 

俳優陣は、主演の堀未央奈さん(申し訳ないのですが、新人女優さんだと思っていたら、乃木坂46のアイドルさんでした。)を始め、桜田ひよりさん、間宮祥太朗さん、清水尋也さん、板垣瑞生さんと、出演俳優さんたちは若い人ばかりで、その映像世界も若さ溢れる疾走感半端ない演出で展開されます。

 

思春期も終わったか、終盤なのかくらいの年代の若者が、性衝動を隠さずに、純愛に憧れ、愛を求める姿が、回想シーンの連続か、朗読劇の応酬のような会話劇で展開され、怒涛の如く、若い熱情が迫ってきます。

 

このセリフを次から次へかぶせるように、シーンの切り替えに間を取らない演出で、山戸監督がイメージする若者の恋愛感情の熱さを表現し、各キャラクターの個性を引き出そうとしています。

 

そこで、引き立つことになるのが、主人公の少女の“普通の女の子だけど、カワイイ”という印象。きっと、これは山戸監督の狙い通りなのではないかと思います。

 

正直言って、この若さ溢れる雰囲気の映画には、自分の年齢からすると、少々引いてしまいがちにもなるのですが、中高生女子からすると、セリフのひとつひとつに刺さるものがあるのかもしれません。

 

本作を鑑賞後には、この山戸監督ならではの、若者が熱く求める“性愛”の表現に寄せて、恋愛を語ってみたくなるかもしれません。

甘ったるいキラキラ恋愛映画に辟易している若者にとっては、一見の価値があるでしょう。

 

蛇足ですが、山戸監督の声優のような可愛らしい声に驚きました。

 

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新時代の青春恋愛映画誕生。 映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』本予告/6月28日(金)公開

 


映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』×主題歌『夜が降り止む前に』(花譜)short ver./監督:山戸結希

 


【独占映像】堀未央奈、間宮祥太朗、清水尋也、板垣瑞生、桜田ひより、上村海成が360度動画でクロストーク

 


花譜 #25 「夜が降り止む前に」 【オリジナルMV】

 

小説 ホットギミック ガールミーツボーイ (小学館文庫)

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